朝さろん 82nd morning

夜と霧 新版
朝さろん 82nd morning
『夜と霧』 ヴィクトール・E・フランクル
〈本棚拝見(リクエスト特集)〉

日 時:2018年7月8日(日)9:05-12:00
参加費:1500円程度(ワンドリンク、室料、運営費、資料代込み)
場 所:渋谷周辺の会議室利用予定(ご予約時にご案内いたします)
 本 :『夜と霧』 V・E・フランクル(みすず書房)
定 員:8名程度(要予約)
バリスタ(進行):大山さん
ご予約・ご質問:こちら⇒ salontetsugaku@gmail.com
内 容:
◆ナチス・ドイツの強制収容所に囚われた自らの体験をつづり、限界状況における人間の尊厳の姿を余すところなく描いた『夜と霧』。
あらすじ
『「言語を絶する感動」と評され、人間の偉大と悲惨をあますところなく描いた本書は、日本をはじめ世界的なロングセラーとして600万を超える読者に読みつがれ、現在にいたっている。原著の初版は1947年、日本語版の初版は1956年。その後著者は、1977年に新たに手を加えた改訂版を出版した。世代を超えて読みつがれたいとの願いから生まれたこの新版は、原著1977年版にもとづき、新しく翻訳したものである。私とは、私たちの住む社会とは、歴史とは、そして人間とは何か。20世紀を代表する作品を、ここに新たにお送りする』
◆推薦者・大山さんからの推薦コメント;
「納得しがたい境遇に甘んじているとき、私は、本書にかいてあるような「今に見ていろ、わたしの真価を発揮できるときがくる(p122)」という心境になっていることが、よくあります。それは、「期待」にすがって苦しい日々をやりすごし、「現実をまるごと無価値なものに貶めること(p121)」、「目下の自分のありようを真摯に受けとめず、これは非本来的ななにかなのだと高をくく(p121)」る、というありようにほかなりません。そのことを、私は、著者からきびしく指摘されたと、この本をよんで感じています。/本書では、こうしたありようを「暫定的存在(p118)」といい、とくに強制収容所においては「典型的な収容所心理(p111)」であったとされ、主体性や感情ならびに節操といった人間性を失わせていった、といいます。/それは、毎日殴られるというおぞましい現実にたいして、「被収容者の心をとっさに囲う、なくてはならない盾(p37)」だったといいますが、こうした「典型的な収容所心理」に入り込んで心を閉ざし、なんとか収容所の日々をやり過ごしていても、やがては完全に精神が破綻する多くの被収容者を、著者はまのあたりにしてきました。/著者はこうした過酷な状況下で、「生き延びる見込みなど皆無のときにわたしたちを絶望から踏みとどまらせる、唯一の考え(p131)」として、「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているか(p129)」を問い直すこと、そして、誰も身代われない自分に与えられた苦しみをとことん苦しみつくすこと、これらが不可欠であると悟りました。/この力強い言葉のみならず、この考えに至るまでに引用される哲学者の言葉も魅力的であり、私は、今回それらについてみなさんと議論してみたいとおもい、推薦させていただきました。」


【開催概要】
《朝さろん》第2週の日曜AMに開催(都合により開催週変更の場合あり)

朝さろん 83rd morning

江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)
朝さろん 83rd morning
『芋虫』 江戸川乱歩
〈本棚拝見(リクエスト特集)〉

日 時:2018年8月5日(日)9:05-12:00 *御盆休みに重なるため開催週を変更しています
参加費:1500円程度(ワンドリンク、室料、運営費、資料代込み)
場 所:渋谷周辺の会議室利用予定(ご予約時にご案内いたします)
 本 :「芋虫」(『江戸川乱歩傑作選』所収) 江戸川乱歩(新潮文庫)
定 員:8名程度(要予約)
バリスタ(進行):大澤さん
ご予約・ご質問:こちら⇒ salontetsugaku@gmail.com
内 容:
◆読者諸君、これが日本で一番美しい犯罪小説だ。耽美的トリック×倒錯的フェティシズムが交錯する、本格探偵小説を確立した初期傑作9編。
あらすじ 『傷痍軍人の須永中尉を夫に持つ時子には、奇妙な嗜好があった。それは、戦争で両手両足、聴覚、味覚といった五感のほとんどを失い、視覚と触覚のみが無事な夫を虐げて快感を得るというものだった。夫は何をされてもまるで芋虫のように無抵抗であり、また、夫のその醜い姿と五体満足な己の対比を否応にも感ぜられ、彼女の嗜虐心はなおさら高ぶるのだった。ある時、時子は夫が僅かに持ちうる外部との接続器官である眼が、あまりにも純粋であることを恐れ、その眼を潰してしまう。悶え苦しむ夫を見て彼女は自分の過ちを悔い、夫の身体に「ユルシテ」と指で書いて謝罪する。間もなく、須永中尉は失踪する。時子は大家である鷲尾少将と共に夫を捜し、「ユルス」との走り書きを発見する。その後、庭を捜索していた彼女たちは、庭に口を開けていた古井戸に何かが落ちた音を聞いたのだった……。』


【開催概要】
《朝さろん》第2週の日曜AMに開催(都合により開催週変更の場合あり)

朝さろん 84th morning

植物図鑑 (幻冬舎文庫)
朝さろん 84th morning
『植物図鑑』 有川浩
〈本棚拝見(リクエスト特集)〉

日 時:2018年9月9日(日)9:05-12:00
参加費:1500円程度(ワンドリンク、室料、運営費、資料代込み)
場 所:渋谷周辺の会議室利用予定(ご予約時にご案内いたします)
 本 :『植物図鑑』 有川浩(幻冬舎文庫)
定 員:8名程度(要予約)
バリスタ(進行):Tさん
ご予約・ご質問:こちら⇒ salontetsugaku@gmail.com
内 容:
◆推薦者Tさんからの推薦コメント「思い出す 恋の甘さとほろ苦さ」
あらすじ 『お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか。噛みません。躾のできた良い子です――。思わず拾ってしまったイケメンは、家事万能のスーパー家政夫のうえ、重度の植物オタクだった。樹という名前しか知らされぬまま、週末ごとにご近所を「狩り」する、風変わりな同棲生活が始まった。とびきり美味しい(ちょっぴりほろ苦)“道草”恋愛小説。レシピ付き。』


【開催概要】
《朝さろん》第2週の日曜AMに開催(都合により開催週変更の場合あり)

朝さろん 85th morning

君の膵臓をたべたい (双葉文庫)
朝さろん 85th morning
『君の膵臓をたべたい』 住野よる
〈本棚拝見(リクエスト特集)〉

日 時:2018年10月14日(日)9:05-12:00
参加費:1500円程度(ワンドリンク、室料、運営費、資料代込み)
場 所:渋谷周辺の会議室利用予定(ご予約時にご案内いたします)
 本 :『君の膵臓をたべたい』 住野よる(双葉文庫)
定 員:8名程度(要予約)
バリスタ(進行):ほーりさん
ご予約・ご質問:こちら⇒ salontetsugaku@gmail.com
内 容:
◆デビュー作にして2016年本屋大賞・堂々の第2位、こういう本も熱く読書会しちゃいます。リクエスト特集ですから。
あらすじ 『ある日、高校生の僕は病院で一冊の文庫本を拾う。タイトルは「共病文庫」。それはクラスメイトである山内桜良が綴った、秘密の日記帳だった。そこには、彼女の余命が膵臓の病気により、もういくばくもないと書かれていて―。読後、きっとこのタイトルに涙する。「名前のない僕」と「日常のない彼女」が織りなす、大ベストセラー青春小説!』


【開催概要】
《朝さろん》第2週の日曜AMに開催(都合により開催週変更の場合あり)

朝さろん 86th morning

神様のいない日本シリーズ (文春文庫)
朝さろん 86th morning
『神様のいない日本シリーズ』 田中慎弥
〈本棚拝見(リクエスト特集)〉

日 時:2018年11月11日(日)9:05-12:00
参加費:1500円程度(ワンドリンク、室料、運営費、資料代込み)
場 所:渋谷周辺の会議室利用予定(ご予約時にご案内いたします)
 本 :『神様のいない日本シリーズ』 田中慎弥(文春文庫)
定 員:8名程度(要予約)
バリスタ(進行):楠本さん
ご予約・ご質問:こちら⇒ salontetsugaku@gmail.com
内 容:
◆父と子の「絆」を描く、新芥川賞作家の最高傑作!こんな作品もリクエスト特集ならではかもしれません。
あらすじ 『表題にある“日本シリーズ”とは3連敗4連勝という劇的な戦いとなった1986年のシリーズのこと。もし日本シリーズで奇跡が起こったら、自分の身にも奇跡が訪れるのではないか。失踪した父親の帰還を願う少年の想いは実現するのか。先日芥川賞を受賞された田中慎弥さんの傑作がついに文庫化されます。自分の息子にむかって、自らの父親のことを語る主人公。田中さんがこだわりつづける父と子というテーマが凝縮された作品です。』


【開催概要】
《朝さろん》第2週の日曜AMに開催(都合により開催週変更の場合あり)