会の成り立ち
日常出会うさまざまな問題について話し合い考えるトークサロンイベントである「哲学カフェ」を参考に、会を立ち上げました。
※「哲学カフェ」とは仏の哲学者のマルク・ソーテが、日常生活に役に立つ哲学を目指して始めた試みで、世界的に広がりつつあります。日本では、「実験哲学カフェ」(主催:中田敬史氏)が2001年から開催され、各地に広がりつつあります。
運営者は、いくつかの哲学カフェに参加した経験を活かし、自ら設定したテーマによる一段深い対話の場を求めて、新たに会を設立しました。より広範な問題意識を備え、哲学的な「強度」を高めてみたいと考えております。
運営者
堀越(代表) 野田 斎藤
連絡先:salontetsugaku@gmail.com
心がけ
さろん哲学は、哲学カフェのスタンスを取り入れており、日常の会話ではなかなか入り込めない「深み」へ登っていくことを目指しています。例えば仮に、「川の流れ」をテーマに挙げるならば、川について各々の知見や体験、思い入れを共有することはさほど難しくはありません。しかし、「なぜ川は流れるか」と問い対話を進めるならば、わたし達は「私の知」の枠を超え、メタ(超越)な視点に立つ必要があります。これは極端な例ではありますが、さろん哲学ではそのような一段深い対話を心がけていきます。
毎回あるテーマについて、集まった人たちで話し合います。テーマの提案や話し合いの司会は、基本的に主催者が行います。特別に哲学に精通している必要はありません。どなたでも気軽にご参加ください。